去年の8月にアメリカに渡米し、オペア生活を始めてから9ヶ月が経過しました。
海外に住んでみたい!と思い立ってすぐ、3年勤めた仕事を辞めてオペアになろうと決断したものの、渡米前に一番心配だったことは自分の英会話力です。
オペアによってどのくらいの英会話力で渡米したか様々ですが、私は他のオペアの人と比べるとかなり低い英会話力のまま渡米した方では無いかな?と思います。
これからオペアになる方や、海外に住んでみたいけれど英語に自信が無い方はぜひ参考にしてみてください。
渡米前の自分の英会話力
東京に住んでいた当時は英語を使う機会はゼロに等しく、たまにバーで出会った外国人と『何しに来たの?』『観光』くらいのかなり初歩的な会話をする程度でした。

それも文にして話すことは出来なかったので、Google翻訳を使って話していました。
今でも覚えているのが、飲み屋で隣の席だった外国人に「英語話せる?」と聞かれた時に「勉強サボってたから出来ない。」と伝えたくてGoogle翻訳を使ったものの、翻訳機が上手く翻訳せず30分ぐらい「サボった」を伝えるために格闘してました(笑)
ちなみに今だったら
などと表現できたかな?と思います。表現の仕方は沢山あるので、
「I didn’t study hard」『一生懸命勉強しなかったの』
と言うだけでも会話の流れで理解してもらえたと思います。
今となって考えると渡米前の英語の知識でも簡単な英会話はできたはずですが、日本語から英語に脳内で翻訳する事が苦手だったんだと思います。
オペアエージェントの英会話力テスト
アメリカでオペアをするにはエージェントを通す必要があります。そのため、いくつかあるエージェントから自分に合ったエージェントを見つけ、エージェントを通して渡米する必要があります。
私は去年の4月末にオペアやってみよう!と思い立ち、次の日にIntraxに電話をしてオペアについて話を聞くためにアポを取りました。
電話やスカイプでの面談でもいいとの事でしたが、直接話を聞きたかったので私は浜松町にあるIntraxのオフィスにて、直接オペアについて説明していただきました。
オペアの給料、労働時間等の説明を受けた後、「オペアになるには英会話テストをクリアしないといけない」との説明を受け、そのままテストを受ける流れになりました。

テストは日本人のオペア担当者がゆっくりと英語で質問してくれるので、それに対して英語で答えるだけです。筆記テストなどはありませんでした。
英会話テストでは以下のようなことを聞かれました。
Can I ask you your name, please?(名前聞いてもいいですか?)
Why do you want to become an Aupair? (なぜオペアになりたいの?)
Where do you want to live in the U.S? (アメリカのどこに住みたい?)
What do you do?(仕事は何してるの?)
文章で答えるのは今も苦手なのですが、当時は今以上に英語が苦手だったのでボディーランゲージを多用して一生懸命伝えました。
今でも思い出すと笑えるのが「仕事でどんなことをするの?」と聞かれ、
「子供達の保育をしているので、制作をします。春は手に絵具を付けて、手形で桜の木を作ったりします。」と伝えたかったものの英語でこう答えた事です。
「I craft with children. For example, Spring, We paint my hands and バンバン!(手形を取るジェスチャーをしながら)make a Cherryblossom!
話しながら自分でも恥ずかしくなってきたのですが、とりあえずテストを通過しないと!という思いでいっぱいだったので必死でした(笑)
テストの結果は無事合格で、エージェントの方には
『大事なのは英語が話せるかじゃなくて、恥ずかしがらずにちゃんと伝えようとすること!全部伝わったしオペアとしてやっていけるよ!」と言っていただきました。
ニューヨークは英語が話せない人も沢山いる
私もアメリカに来て、エージェントの方に言われたことは本当だったな〜と思っています。特に私が住んでいるニューヨークは色々な国から人が集まってくる街なので、
英語が話せないけど住んでいる人は沢山います。
例えば、私が通っているコミュニティカレッジのクラスメイトはハイチ、ペルー、スペイン、ブラジル、ドミニカ共和国出身で、みんなアメリカに来て5年以上の生徒がほとんどです。
5年以上住んでいても全然英語が話せない生徒ばかりですが、みんなニューヨークで働いて自分でお金を稼いで生活しているし、上手く話せなくて文法が間違ってても恥ずかしがらずに堂々としています。
初めてクラスメイトの英語を聞いた時は、堂々としてみんな上手だな〜と思っていたのですが、英語に耳が慣れてきた今聞くと、文の構成がめちゃくちゃ?!と思うことも多々あります。
様々なバックグラウンドを持つ人が住むニューヨークだからこそ、英語が話せない人は沢山いるし、私も気にせず自信を持って英語を話していこうと思う事ができました。
また、何年アメリカに住んでも英語が話せない人を沢山見てきたからこそ、
英語圏に住んだからと言って英語が話せるようになる訳では無いと自信を持って言えます。
だからこそ、第二ヶ国語(Second Language)として英語が流暢に話せる人は沢山努力したんだろうな〜と尊敬するし、私もそうなれるようにずっと学び続けたいと思っています。
まとめ
アメリカに来てから9ヶ月経ちましたが、1日に何回も「これ英語でなんて言うんだろう」と思って調べることはあるし、9ヶ月経っても聞いたことのない単語は沢山出てきます。
私はアメリカ人のホストファザーと一緒に住んでいるので、教科書には出てこない単語を聞いて学べるので、とってもいい環境で英語が学べていると思います。
日々学ぶことだらけの日々で、上手く表現できなくてモヤモヤすることも沢山ありますが、オペアが終わった時に英語がペラペラに話せるようになっていることを夢見て、積極的に英語を話していきたいと思います。