先月末(2019年2月27日〜28日)、2連休を利用して香港&深セン旅行に行ってきました。
今回は初めて続きの旅で、初めてのゲストハウスで相部屋に寝泊まり、初めて海外でのATM利用、そして何より初めて陸続きの国境超えに挑戦しました!
行動時間が1日しかなかったので5時間だけ中国に潜入してみたのですが、たった5時間でも中国の方の優しさに触れる滞在となりました。
今回はどうやって香港から中国に入国したか、行き方をまとめて行きます。
深センどこにあるの?
ところでみなさん、深センってどんなところか知っていますか?
深センは中国にある、IT分野で急成長をしている街です。香港とは陸続きで隣り合っています。経済発展が目覚ましいことから中国のシリコンバレーと呼ばれることもあるらしいです。
日本でいう秋葉原のような街と表現されることも多いそうです。
深センに行った理由
深センにはIT以外に有名なスポットがあります。それが今回の旅の目的、
大芬(ダーフェン)油画村です。
大芬油画村はその名の通り油画が有名な村で、ゴッホやモネなど、有名作品の複製画を格安で手に入れることが出来ます。
世界の複製画の約6割はここ大芬油画村で描かれているとのこと。
通りには油画の店がズラーっと並んでいて、細道では絵を描いてる人も沢山いました。私はオーダーしなかったのですが、自画像書くよ!と張り紙もありました。
私が行った時は観光客ほぼ0でしたが、日本語しか話せない私でも問題なく絵を購入することが出来ました。
大芬油画村のレポはこちらからどうぞ
深センに行くにはどうしたらいいの?
香港と中国は違うパスポートを使用している為、互いの領土に入るには出入国手続きが必要になります。
香港から深センへ行くには、リムジンバス、フェリー、電車を使った3通りの方法があります。
オレンジ色の羅湖と書いてあるのが香港と中国の境にある駅です。
黄色の船マークの場所からは深セン行きのフェリーが出ています。

各交通機関のメリットデメリット
各交通機関を利用して香港から深センに行く際のメリット、デメリットはざっと以下の通りです。
メリット…空港から出ているのでアクセスが楽。
デメリット…香港から出国する時はドライブスルーですが、中国側の入国手続きをする際に、一旦車を降りて建物の中で入国審査が必要。料金も他の交通機関と比較すると高い。
香港国際空港と香港島の上環近くにあるフェリー乗り場から出ています。
メリット…出入国手続きが楽、乗っていれば着く点。
デメリット…電車に比べて本数が少ない。電車より時間がかかる。料金も電車より割高。大きな荷物があったり、出入国手続きが面倒な場合は利用しても良さそう。
私が今回深センに行く際に利用した方法です。
メリット…手続きの方法が分かりやすい、出入国手続きをする場所が電車の駅直結なので目的地まで移動しやすい、安い。
デメリット…時間帯によって出入国手続きに時間がかかる点。
これらの点を踏まえて、私は電車で深センに行ってきました。
電車で深センに行く方法
地下鉄で香港と中国の境に位置する、羅湖駅に向かいます。旺角(モンコック)駅から私は出発しました。
12:30 旺角駅出発
羅湖駅を目指して出発します。
乗り換え案内は今回もtransitのアプリを使用し、駅の案内表示を見ながら緑色の電車に乗ります。

12:45 九龍糖到着 上水行きの電車に乗り換え。
上水行きの電車に乗り換えます。どんどん田舎の地域に進んで行くようで、車窓から見える風景がのどかな雰囲気になっていき心が踊ります。
13;30 上水駅に到着 あと一駅で羅湖

目的地の駅まであと一駅ってところで乗り換え。

5分ほどのどかな雰囲気の中で電車を待機。
13:40 羅湖駅に到着

羅湖駅に到着です。
終点なので沢山の人が一斉に降ります。スーツを着た日本人のサラリーマンらしき男性もちらほら居て何だか安心感がぐっと増しました。観光客はあまり居ないような…。多分みんな深センに行く人達なのでひたすら付いていきます。
ここからはいよいよ、深センに入るための手続きを行います。出国手続きと入国手続きの2回の手続きが必要です。

13:50 香港の出国手続き
香港側の出国手続きは凄くスムーズ!並ぶことなくあっという間に終わりました。係の人が立っているので、日本のパスポートを見てと並ぶ場所に誘導してくれました。
香港の出国手続きが終わり、次は中国への入国手続きです。


14:00 中国の入国手続きへ
指紋登録の機械があったのでまずは指紋登録。機械の音声はは中国語だったので理解できませんでしたが、写真で手順が書いてあるので特に迷うことなく終了。
お次はイミグレの用紙に情報を記入します。
滞在先の記入が必要だったのですが、数時間後にはまた中国を出国する予定だったので1daytripと記入しました。(合っているか分かりませんが通過できました。)
あとはいつも通り、パスポートナンバー等を記入。
あとは入国審査を受けて終了なのですが、ここから本当に時間がかかりました。アラブ系の人たちは係の人からしつこく何かを聞かれたりして、特に出国に時間がかかっていました。
日本人は比較的審査が早かったのですが、待機の時間が長かったです。30分ぐらい並んでようやく出国手続き完了。
14:30 中国深センに入国

駅に換金ショップがあるので5千円を中国ドルに換金してもらい、最低限のお金も入手できました。
お昼は写真左手のシャングリラホテルで、入国審査の際に出会った日本人の方と仲良くなりご馳走になりました。
香港から深センに移動してみて…
香港から深センへの移動、本当に本当に不安だったのですが、23歳の女一人旅でも問題なく入国出来ました。出入国審査をする場所には日本人もちらほらいるので、安心して1人でも入国することができると思います。
イミグレの用紙に記入していたら買い付けに来ていた日本の方に声をかけていただき一緒に深センでご飯を食べたりと、新しい交友関係も築けて本当に楽しかったです。