今回は、先月訪れた香港の旅の振り返りをしていきます。
深夜羽田発の便で早朝に香港に着いた私が一番最初に向かったのは、近年インスタで話題のモンスターマンションです。
モンスターマンションは今回の旅の最大の目的で、MONDO GROSSOプロデュースのラビリンスという楽曲のMVで満島ひかりが踊り狂っているのを見て、ここ行ってみたい!!と思い立ち、香港行きの航空券を取りました。
気になる方はぜひYoutubeもチェックしてみてください。
モンスターマンションとは…
香港の鰂魚涌 (クオーリーベイ)駅と太古(タイコー)駅の中間に位置する集合住宅です。
3つのマンションが向かい合わせに並んでいる姿が圧巻でSNS上で話題になりました。現在もマンションには住民が住んでいるのですが、観光客が大量に訪れたことで一時期は撮影禁止になっていたそうです。
実際私が訪問しようとした時も、今は撮影禁止で行けなくなった等の情報がたくさん出てきましたが、特に規制は無く、誰でも入る事ができました。
私は早朝に行ったため、朝出勤する住民や学校に行く子供たちがマンションから出てきて若干気まずかったです。
住民と鉢合わせすると、勝手に人の家を撮って怒られないかな?と少し不安になってしまい、5分程滞在してすぐに次の目的地に移動してしまいました。
それでもここにしかない、「懐かしさも新しさも混ざったような独特な雰囲気を堪能できたので、行ってよかったです。
アクセス
地下鉄鰂魚涌駅と太古駅どちらからでもアクセスが可能です。
私は太古駅から歩いて向かいましたが、一本道で迷うことなく向かうことができました。かかった時間は徒歩5分ほどです。
鰂魚涌駅と太古駅、目的地のモンスターマンションの位置関係はこんな感じ。
香港の中心地である中環駅から向かう場合、クオーリーベイ駅を通過して太古駅で降りることになります。

地図で見ると太古駅から歩いた方が若干近いのが分かります。大きな通りに面して入り口があり、どちらの駅からも一歩道なので迷わずに向かうことができると思います。
詳しい位置情報はこちらです。
am7:00 電車内にて

中環駅から港島線(islandline)に乗り換えて太古駅までは8駅、所要時間は15分ほどです。
中環駅から3駅目の湾仔あたりまでは電車内は人でごった返していました。東京の満員電車とよりはましですが、身動きは取れないくらいの人が乗車します。
中環から奥に行くにつれて田舎になっていくのでどんどん乗客がいなくなっていきます。
am7:20 太古駅に到着。

降りる人はあまり居ませんでした。有名な観光スポットになりつつあるモンスターマンションなのに、本当に合ってる?と不安に駆られながらも太古駅で下車し、出口に向かいます。駅構内が赤色の壁でとっても可愛い!
太古駅からの歩き方

太古駅を出たら左手にまっすぐ進みます。
駅を出たら既に日本には無いボロボロの建物だらけなので、アジアのカルチャーが好きな方はこの時点で既に興奮すること間違いなしです。

駅からまっすぐ3、4分で左手にマックが見えてきます。
横断歩道向かって正面にあるボロボロの建物がモンスターマンションです。

信号待ちをしているときに左手を撮った写真です。
奥には新しめな高層マンションが建ち並んでいます。帰りに高層マンションの奥に行ってみたのですが、外車や綺麗な公園、整備された街並みが急に広がっていました。奥はどうやらお金持ちが住む住宅街のようです。
モンスターマンションは高層マンションの方面では無いので注意!横断歩道もまっすぐ進みましょう。

ここまで来たら着いたも同然。セブンを通り過ぎてすぐが入り口になっています。
気になるモンスターマンションの様子は…

中に入ると、四方八方マンションに囲まれた空間が出て来ます。朝なのでマンションから出てきた出勤する住民の方と鉢合わせしてなんだか気まずくなってしまいました。
ちなみに朝早すぎたのか、観光客は誰一人居ませんでした。めっちゃディープなスポットに来てしまった感満載で大満足です。
上を見上げるとこんな感じ。


上を見えげて思わず「うわ…。」と声が出てしまいました。建物自体はボロボロなのですが、まるでレゴブロックが積み重なったかのような外観です。ここに人が実際に住んでいるというのがこれまた驚き。
香港にしか無い風景なので、有名になるのも納得です。
感想
香港に行ったらモンスターマンションに行くべきか、行かないべきか、と聞かれたら間違いなく行くべき!です。私にとっては、今回の旅の中で一番行ってよかった場所になりました。特に建築物やアートが好きな方、異国感を味わいたい方におすすめしたい場所です。