先月香港と中国深センに行って来ました。たった1日しか観光出来ないのに香港も中国も行くなんてできるかな…と不安でしたが、全然1日で両方とも観光する、かなりタイトなスケジュールで行動しました。
今回私が深セン行こうと思った目的は、大芬油画村です。
大芬油画村とは
中国にある油画で有名な街で、モネやゴッホなどの有名な作品の複製画、いわゆる偽物を描いたり売ったりしています。世界中にある複製画の60パーセントは大芬油画村で作られているそうです。
NHKの番組で取り上げられたことで、最近じわじわと日本からの観光客も増えているそうです。
私は香港の観光地を調べている際に、中国の深センに簡単に行けることを知り、深センについて調べているうちにこの村のことを知りました。
大芬油画村へのアクセス
私は香港と中国の境にある羅湖という駅から中国に入国しました。大芬油画村へは羅湖駅から電車で行きました。
大芬油画村は大芬(ダーフェン)という駅を降りて徒歩5分ほどの場所にあります。
羅湖駅でまずはtransitというアプリを起動して、羅湖から大芬までの行き方を調べました。

transit無いと私は海外に1人で行けないくらい、毎回使っているアプリです。
香港から深センへのアクセス方法はこの記事に詳しくまとめました。
さっそく大芬へ
アクセス方法を調べたところで、羅湖駅で切符を買います。

券売機にどうやら機械にお釣りが入っていなかったらしく、機械が使えず。横にいたおじさんがこっちだよ、と別の機械を案内してくれて買い方を教えてくれました。出てきたのは切符ではなくトークン(コインみたいなもの)でした。
そういえばタイや台湾も切符では無くトークンでした。
そしておじさん、ちゃっかりお釣り少し盗んで行きました。(日本円にして50円くらい。)目の前でお釣りの小銭を数枚抜かれて渡されたので、同じような手口に合わないように気をつけてください。
電車に乗るのに手荷物検査
改札にはどの駅のにも係員が数名いて、手荷物は空港と同じように手荷物検査をしないといけません。
リュックを下ろして機械を通過したら手にとってホームへ向かいます。
面倒ですが安全でいいなあと思いました。日本も新幹線内で斧を振り回すといった物騒な事件が起きているので、こういった海外の安全対策は見習って欲しいと思いました。


大芬駅到着!駅から油画村へのアクセス
無事に大芬駅に到着!こじんまりとした駅です。


駅に着くと、たくさん案内掲示板があるので、特に迷うことなく油画村へアクセスすることが出来ました。

大芬油画村はA1出口と表示があるので、A1で階段を降りて行きます。

割と通りが激しめな道路を右手に、ひたすら直進します。
直進すると大きなデパートが出てきます。地元の家族連れがワイワイしていて賑やかな雰囲気でした。デパートもひたすら直進。

直進し続けること約5分、変な形をした木が出没。写真左手に見える赤いお店はコンビニです。
この木が出てきたら左に曲がりましょう。

到着です!
入り口から油画の店が立ち並んでいるので特に迷うことなく着くことが出来ました。

先ほどの木を曲がって直ぐにこのような看板も出ていたので、すぐに分かると思います。
油画村の様子

油画村は本当にみんな油絵を書きまくっていました。日本語は全く通じないし、観光客も全然いない完全アフェーな雰囲気です。
私が接したお店の人達は英語も通じない事が多かったです。大学で少し中国語を習っていたので、「日本人です。」と中国語で話すと笑顔で対応してくれました。絵についての細かい話は、Google翻訳を使ってコミュニケーションを取りました。






油画村で買ったもの
わたしは美術やアートが大好きで海外に行く時は美術館に寄ることも多いので、本当に刺激的で楽しい滞在となりました。
もちろん、絵も買いました。

油絵の街なのに全然油絵ではないアートを買いました。
大好きなロートウキョウという青山のマーケットで買ったドライフラワーと一緒に飾ってます。部屋の雰囲気がガラッと変わってもう大満足!!
お値段なんと30元!日本円にして500円程です。
油画村には変わった絵だけではなく、綺麗な風景やゴッホのひまわりなど有名な作品も沢山ありました。
こうして無事に気に入った絵も買えたので、深センを後にして香港に戻りました。
深セン、大芬油画村に行ってみて…
行くか迷っていた深センですが、優しい人が多く親切な人が多く、可愛い絵も買えて大満足でした。
帰りの電車では、大きな絵がリュックからはみ出ている私を見たおじさんが、肩を叩いて『座りな』と合図をしてくれたり、思いがけない優しさにほっこりしました。

今回は絵画村に行っただけで5時間だけの滞在だったので、今度は少なくとも1日は滞在してみようと思います。アートや美術が好きな方に本当にオススメしたいスポットです。